朝日新聞島根県版9/12付

朝日新聞島根県版9/12付

私の体調に配慮していただいて、登らなくても書ける思い出の山を描く予定でした。

それでも、歩けるのだから花が見たくて、出かけることにしました。なんだか最近の私は、天気が好い日には山に行かないようです。内容も少々湿っぽくなりました。まあ、梅雨のように雨が降った時期だったので、お似合いだったかもしれません。マツムシソウをフォーカスしたので、当初のタイトルは、「夏の終わりの花」でした。

11時に花の丘に着いて雨。40分ほどの歩みで、その時の私にはちょうどよかったのでしょう。

20年、色んな人と来たなあ・・・あ、そういえば、一人で来たの、初めてかなあ・・・と、そんな思いで書きました。

大木の下に立っていてそんなに濡れることはなく、下山途中も降りが激しくなることはなく、ずぶ濡れは避けられました。道中も、木々の葉がある程度雨を遮っていたからです。ゴウゴウと鳴る水の音は、山道に並行する六の原川の音です。人のために森はあるのではないけれど、「山は優しい」と感じる瞬間です。

誰にも会わなかったので、少々人恋しくなりました。