朝日山・除夜の鐘2019-2020

朝日山・除夜の鐘2019-2020

9回目の除夜の鐘突きになりました。鐘の音が苦情になるという寂しいニュースも見られます。

この鐘の音がどこまで聞こえるでしょう。山上の稜線に建っています。住所は山の北側の鹿島町のほうになるそうですが、深夜に鐘突きに参られた数組の家族連れは、南側の長江地区の人たちのようでした。

日中もどんよりとした曇り空で、私の住む地区では初雪。すぐ溶けますが、雨と思っていたら、雪が庭石にかぶっていたので、餅を届けに来た妹が首をすくめていました。

深夜になって鐘を突き始め、タイミングよく終わった頃に、雨が雪に変わり、境内一面真っ白になりました。

集った人たちとともに本堂で拝んでいただき、ふるまいのおでんや豚汁をよばれました。

数年ぶりに会えた山友とおしゃべりもはずみました。一緒に登る友はいなくなり、一人の鐘突き参りになって3年目。昨年は待ち合わせの山友も連れがいなくなり、登ることはなく。「捨てる神あれば、拾う神あり」というと、違うかもしれませんが、誰かに去られても誰かに出会う、大泣きの日もあれば大笑いの日もある。

そう信じて、新たな一年の始まりです。