寄稿「琴引山」佐見コース

緑を浴びたい! 近くの里山では足りなかったのです。山は再掲載になります。
琴引山は県境からはずれて飯南町内に位置していますので、東西南北ある登山口はすべて県内。県境の山々と縦走ができますので、県境だと誤解していたことがあります。
県境は草峠からかくっと折れ、南の稜線に移ります。南麓の小田川(県民の森センターがある)をはさんだ指谷山を走ります。未掲載の山ならこの指谷山でもよかったのですが、確か10年前くらいに登って、展望は怪しかったような・・・
野萱コースも未登ですが、2時間も歩けるのか心配でしたので、暑いけど最短の佐見を選んだのでした。かえって森のやさしさを感じました。
こんなに谷川に沿う道だったっけ、小鳥の声もよく聞こえて、山頂では遠くにアカショウビンも鳴いていたっけ・・・
連載第5回のときは、敷波を登り、佐見を下りて車道を歩いて回っています。元気ですね。
松江からは大東・八雲あたりの山々が前景になるせいか、山に登らないと、県境は見えないのです。低いところから高いところを見るより、高いところから低いところを見るのはいいですね。神様も見ていたはずの景色です。
12日月曜日は、未明から猛烈な雷雨で水害も各地でありました。松江での降雨のあと、雨雲の中心は南下し、この琴引山のある飯南町も襲われました。雷神の爪あとが気がかりです。
山頂から三瓶山

弦の清水