連載第1回「朝日山」

第1回目は何山にしましょうか、と言われ「朝日新聞だけに朝日山」。ホントにそれでスタートしました。
まあ、季節も良いし、と。新・分県登山ガイド『島根県の山』(山と渓谷社刊)から選ぶことも条件でした。
私が執筆者として依頼されたのは、山岳写真集団「風」の事務局を通じてのことでした。若い女性で島根県の山をすみずみまで、コツコツ登っている人はそんなにいないでしょうから。
人との出会い、ふもとの観光、楽しみかたの提案もと、字数のわりに注文は盛りだくさん。原稿用紙1枚にも満たないのに、そんなに詰めこめるわけないじゃん!
最初の数回は私が送った原稿をもとに全文組み立て直されています。
登山ガイドの多くは男性の「だ・である」調のもの。そんなものだと思って書きましたが、「です・ます」調に校正されたものを見て、自分のものとも思えずびっくりしました。(画像は2018年1月1日撮影)
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