寄稿「島の星山」


ふもとの椿の里から
数年前から気にしてはいたのですが、山道がないと聞いていたので登ることはありませんでした。でも、江の川を車で越すときなど、よく目にとまりますし、山腹の星形が、ツツジでピンクに見えたり、雪で白くなったりするのは見ていましたので、いずれは登ってみようと思っていました。
そんな風に目立つ山なので、稜線はアンテナが建つのですね。
登った2月11日は、とても天気が好く気温も高い日でした。早朝からお出かけをしなければ罪な青空でした。
山とパンの旅、のつもりでしたが、訪ねてみようと思ったパンのほう、江津のパン屋さんお休みでした。もういっぽう、江津市街地に開業している整体師の友人夫妻もお客さんの都合があり、会えず終いになりました。
山体を撮影したのは、島の星山の山麓にある椿の里からです。椿はとても好きな花です。地元の人に聞くとやっぱり暖冬で1週間くらい開花が早いようでした。
登った時から、紙面の掲載までなぜか間があり、情勢も少し変わりました。
その日会えなかった整体師の友人にも、3月初旬に会社の出張で江津に来ることがあり、飲みかわす楽しみがありました。人恋しさは抜群で、ちょっとでも気が合いそうな人の懐にはいつも飛び込んでしまいます。
島の星山から日本海

広島県境・阿佐山、天狗石山の連山