寄稿「子三瓶山」

寄稿「子三瓶山」

熊本の山友がボランティアでやっている「阿蘇の野焼き」の話をしてくれて、そのイメージで、三瓶の西の原を訪れたくなりました。ここでも野焼きは行われています。じっさいに見たことはないのですが・・・。

扇沢から室の内を下りて、風越峠から子三瓶に登ってみたかった(1/4周ですね)のですが、体力的に時間がかかると踏んで、稜線から子三瓶を往復するにとどめました。こうして年々、登る山が小さくなっていくんですねぇ・・・。

え~ともかく。当初考えていた三瓶の野焼きの話に触れず、ススキに老婦人の姿が重なったのは、その場のひらめきです。ゴマシオ頭のお年頃になっても、ストレスだらけで夢を追って迷ってばかりの日々。

いっそ早く「まっしろ」になりたい、季節がきたらキレイに枯れて眠りにつきたい・・・。

やりたいこと多めで夜更かし三昧な日々ですが、なにもかも友と自然が導くままに。

青空の下男三瓶山。

広々ススキ、子三瓶。

恩師・西山昭子自分史 2015年12月没