寄稿「仏経山」

山陰の冬空はやはり曇ってばかりです。
私が晴れた日に山に登らないせいかもしれません。1997年の12月に初めて登ったころは、松江ハイキングクラブの活動のなかで、大勢で賑やかに歩きました。
NTTの人が会員にいて、「歩いて上がったことはないなあ」と言っていたことを思い出しました。お仕事でしか来たことがないという意味でしょう。
カンナビ山の特徴は、大きくて、遠くを眺めるにいい場所で、アンテナやら中継所やら建てられてしまうのですね。それが三角点のある山頂の近くなのです。
おまけに、仏経山トンネルの長さには、車で走ってみてびっくりしました。それだけ山体が大きいということですね。記憶をたよりに来たせいで、トンネルの上の方で、登山口をさがしてしばらくウロウロしてしまいました。
斐川の湯の川温泉の近くですから、当時をしのんで温泉にあたってもよかったのでしょうけど・・・またの機会に。12月15日、なんと穏やかな日でしたでしょうか。