寄稿「三沢要害山」

初めて登ったのは、何年前だろう・・・何回登ったんだろう・・・。
短い行程で、眺めのよいところに着ける山です。山城はそういうところです。
しかもここは、奥出雲町で県境の山がずらりと居並ぶ景色が望めます。
どうも私は天気のいい日に山に登らないようで、この日も雨が落ちるときに登り出し、山頂にいるあいだに雲に包まれてしまいました。
主郭の山頂は、登山記念の植樹で公園のようでした。
その中で自生している木々にみとれました。すっくと天を突き、枝はのびのびとして、曲がったところがない。特別な木ではないけれど、とても美しいと思いました。
ストレスを抱えている人をたとえて、木がさえぎるものにおおわれ、枝を伸ばせないのと同じだと。
それが「困る」ということかと思いました。

久しぶりに出した道具

北西、岩伏山方面

山頂・三等三角点