- ホーム
- 天然酵母を使ったパン
天然酵母を使ったパン

自然界に存在する健康素材
自然と調和して、生きてるパン
「天然酵母パン」は自然に存在する様々な酵母菌を活かして作られたパンのことです。
量産を目的に培養された「イースト」の誕生以前は、ごく当たり前に用いられていました。
「酵母」には乳酸菌なども含まれているため、天然酵母パンというと、酸味があるもの、すぐに固くなるものと、とらえられている面があります。
確かにそうです。でも本来、パンは保存食であり、今風のやわらかすぎる口当たりに、どこか不自然さを感じていました。
味に関しては、いかに酸味を抑え、日持ちするものになるかに心を砕いています。
日本人の主食は長らく米あり、これからもそうであってほしいです。でも、同じようにパンを食べるなら、米と水だけのご飯のように、小麦粉と水、ほんの少しの砂糖と塩だけの、シンプルなものがいいでしょう。
パンの素朴なおいしさをじっくりと味わえるのが「天然酵母パン」の魅力の一つです。
自然の力を借りたパン作り
酵母は、さまざまな食材に生きています。「菌」ですから目に見えません。私は、そのなかでも比較的扱いやすいレーズンをつかって酵母をとっています。
パンが焼き上がり、冷めた後に残る匂いと、しっかりしたかみごたえに、満ち足りた思いが広がります。
パンは、ご飯よりおなかがすくもの、ではありません。ご飯と同じように「今日一日、元気に暮らすため」に、私たちの食卓に上るものです。
酵母をとるのに必要なのは、発酵させるための食材と水、そして、「時間」です。
発酵させる材料としての、酵母をとるところから1週間程度の時間がかかり、発酵から焼成(焼き上がり)も季節によって、1日あるいは2日かけています。
低温で発酵させているため時間がかかるのですが、考えようによっては、時間をかければ、誰でもできる、ということを感じています。
メロンパンをつくっているところ
お子さんやご家族みんなで楽しめるパンをご提供しております。