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柿が泡を吹く

くだものの糖分をえさにして酵母が起きます。あまり糖度が高くてもうまくいかないそうですが、たいていのくだものから酵母は採取できるそうです。
そのなかでもレーズンが扱いやすいということで、日々、酵母の機嫌をうかがい、ほぼ毎週酵母を採っています。
柿で酵母を起こしてみました。搾るタイミングがよくわからないのが正直なところ。でも、フタをゆるめると、ガスが噴き上げてきます。う~ん、なんかかわいいですね。生きているって感じがします。
ところで、聞くところによると、吊るし柿生産者が柿の乾燥に苦戦中。柿を乾燥機にかけると、しわしわに細くなるはずが、ぱんぱんにふくらんで発酵してしまうのだそうです。
なんでも、木になっているときから泡を吹いているものもあるとか。夏の強烈な日光のせいでしょうか。
私も吊るし柿が好きで、道の駅で柿を買っては、皮をむいて車庫に吊ったりしていました。でも、近ごろの秋はいつまでも暖かく、カビてしまうのでやめています。田舎の風物詩がなくなってしまいます。