屋号「みずべのるてん」

屋号「みずべのるてん」

みずべのるてん?ってどういう意味かと、よく尋ねられます。

「みずべの」とは水辺で、我が家には田んぼの水路から引き込んだ水が入る池があります。その水はまた川に流れ込みます。

「川」は本庄川で、やがて中海にそそぎます。

本庄川の中上流部に位置するのが、我が川部地区です。「かわべのるてん」ではちょっとローカルすぎるかな、と思いました。

「るてん」とは、流転です。

時代の流れに合わせて良い方向に変わっていきたいという思いでした。短絡的には脱サラしてパン屋をやりたいというところです。

「幸いなるかな、天の流転に合わせて静かに流転する者よ」。

フランスの哲学者・モンテーニュの言葉です。

もう一つの意味は「私は流されない」。